お客様インタビュ−
※このインタビューは完成前に伺ったものです。
――設計施工を担当された石川組さんとの出会いはいつでしょうか?
Tさん
1年前くらいでしょうか。
友人が石川組で家を建てて、その紹介でセミナーに行ったのがきっかけでした。
その時の講師が低燃費住宅普及の会の早田さんだったのです。
低燃費住宅
――セミナーを聞かれて、低燃費住宅を建てようと思った部分はどのようなところでしょうか?
Tさん
どこで建てるにしても、自然素材を使った住宅が良いと思っていました。
というのも 私たち家族全員がアレルギー体質なので、シックハウスや化学物質の心配がない、
住む人の体に優しい家が 良いなと家族で話をしていたところだったのです。
特にずっとこの先もこの家で暮らす子供のことを考えたら、
少しでも健康に良い住宅が良いと思っています。
低燃費住宅
――空気や水、食べ物など人間の体に入れるモノのうち「65%が空気」というデータもあります。
やはり住まいの空気環境は気になりますよね。
Tさん
そうですね。子供のアレルギー体質ですので、空気がきれいな家にしたいとおもっていました。
低燃費住宅
――現在、建築中だそうですが、今はアパートにお住まいですか?
Tさん
そうなのですが、カビだらけで早く引っ越ししたいです。
結露が酷い。さらにカビもすごい。
毎日掃除しているのですが、それでも手に負えません。
壁にカビが生えて黒ずんでいるのです。
1日~2日間締め切って外出して戻ってくると、部屋中が臭い。カビ臭いんです。
帰ってきたらすぐ、 全部窓を開けながら「このアパートダメだね」といつも言っています。
空気環境は最悪ですね。
低燃費住宅
――断熱性能と気密性能を高めてカビの発生を防いだり、
自然素材を使って空気環境をえたりすることが できるのが低燃費住宅の特徴です。
もう一つエネルギーを使わないでも快適という点はいかがですか。
Tさん
エアコンに頼らなくても暖かい、涼しい家はいいですね。
エアコンは苦手なんです。
今の家はエアコンを付けないと暮らしていけないので仕方がなく付けています。
我が家にはルールがあり、暑い、寒いを感じたら、まず窓の開閉で温度調節。
それでも厳しい時は服で温度調節します。
それでもダメなら、扇風機、電気ヒー ターなどを使い、
最後にエアコンという順番を決めているのです。
ですが、そんなことに気を使わなくて快適に暮らせる家が良いですね。
担当者より
Tさんに家づくりの思いをヒアリングさせて頂いた時、
家族全員がアレルギー体質であることから、
「シックハウスの原因になるような素材は使わないでほしい」
「エアコンもあまり得意ではないので、
エアコンが無くても快適な家が良い」といったご要望がありました。
そのニーズに必ず応えるべく、
低燃費住宅普及の会の早田さんに監修に入っていただき、
石川組の「低燃費住宅」の最高傑作のひとつとなりました。
内側からセルロースファイバー断熱材を吹込み、
外側からミネラルウールによる外張り断熱という高断熱仕様となったこの住宅は
外気温が30℃を超えても室内はとても涼しくなりました。
これでエアコンをあまり使わなくても快適に過ごしていただけると思います。
猛暑の中、Tさんの住宅の内装工事をする職人さんたちから
「こんな涼しい建築現場は初めて。どうして?」と異口同音におっしゃっていました。
また、建築中の現場を他のお客様に見学していただいたのですが、
「他の工務店・ハウスメーカーの建築現場も見たけど、こんな涼しい家は初めて。不思議です」
と多くの方にお褒めいただきました。
またシックハウスの原因になる新建材は使っていませんので、
問題ないと思いますが、念には念を入れて、
建築途中の埃の処理も細心の注意を払いました。
通常、内装の仕上げ工事を現場で行う場合、
室内で最終的な加工(鉋がけやサンダ―がけ)を行います。
しかしそれでは埃が室内に充満し、
入念な清掃を最後にしても埃が残ってしまうリスクがあります。
特に換気扇のダクトに入り込んでしまった埃は
生活を始めたあと室内に入り込んでしまいます。
これがシックハウス、ハウスダストの原因になってしまうのです。
そのリスクを避けるために、加工作業を外で行う事にしました。
裏庭のスペースに仮設の作業所を造り、
全ての埃や目に見えないゴミを全て落として室内に持ち込むという作業工程にしました。
お施主様をはじめ、いろいろな方に「低燃費住宅は快適だね」とのご感想を頂くたびに
「低燃費住宅を進めてきて正解だった」と強く思っております。
HOUSE DATA
場所 | 香川県善通寺市 |
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大きさ | 1階建て3LDK |
延床面積 | 33坪 |