去る5月29日(木)に新大阪ワシントンホテルプラザにて、
日本エネルギーパス協会の理事でもある、低燃費住宅 共同代表 早田 宏徳の講演会が行われました。約260人の参加者を前に、「これからの家の価値基準」について、休憩をはさみ約3時間の講演でした。
エネルギーパスとは?
建築物の断熱性能や設備の効率性を評価し、建築物が年間を通して快適な室内温度を保ち、
給湯や照明を使用するために必要なエネルギー量等をKWH/㎡・年で表示する「家の燃費」を評価する指標です。
エネルギーパスはドイツで生まれ、ヨーロッパ全土に普及しています。
ドイツでは2008年7月から「エネルギーパス制度」が導入され、現在では住宅の賃貸・売却取引時に、その住宅の「家の燃費」を事前に把握することが出来るようになっています。
そのドイツの協力を受けて、日本でも一般社団法人日本エネルギーパス協会が設立されました。
現在、エネルギーパスの評価を行うことができる認定研修会を実施し評価資格者の養成を図りながら、低燃費住宅の普及・啓蒙、および任意の制度としてのエネルギーパスの普及促進を図っています。
堅苦しくなりましたが、簡単に言うと。。。
その家がどれくらいのエネルギーを使えば、家中どの部屋にいても快適に過ごせるか?
を数値化したものです。
車に例えると、その車が1リットルで何km走れるかという燃費を家に当てはめたものです。
車の燃費は気にするけれども、家の燃費は。。。? 気にしていますか??
建物の性能を「見える化」することのできる便利なツールを利用してみませんか。