冬でもエアコンなしで「裸足」以前の家より電気代は安い
「完成してから2ヶ月間は換気に徹して引き渡しました」と語るのは低燃費住宅の川原正紀さん。
Tさん 一家がアレルギー体質ということもあり、新しい電化製品や
カーテンなどから出る揮発性有機化合物(VOC)を飛ばすために一定期間換気したという。
--今日お邪魔させて頂き、お部屋に入ったとき「うわっ!あったかい!」と思いましたが。
Tさん 今日はエアコンも何もつけていません。しかも裸足です(笑)。
夏はエアコンと扇風機の併用を奨められましたが、子供が小さく、いたずらをしてしまうので、
エアコン1台を動かしていました。
2年目の冬になりますが、1年経験したので、工夫する項目もたくさんあり、
この冬は1年目より電気代がかからないかと思います。
--1年過ごしたことで様々な工夫を凝らし、省エネの実現になるのでしょうね。
これからもアドバイスはさせてください。
奥様は専業主婦と言う事で、好きなときに電気を使っていると思いますが。
Tさん そうですね。やはり専業主婦で丸一日自宅に居る時もあるので、
他の低燃費住宅に住んでる居る人よりも電気代は掛かっていると思います。
時間帯関係なく好きに電気を使用していますので。それでも以前の家よりも電気代が少ないのは、
暖房、冷房器具にあまり頼っていない点から来ているのかなと感じます。
子供も小さいので洗濯物が多く、その分電気代が掛かっているのかなぁ(笑)。
--低燃費住宅に決めた理由はなんですか?
Tさん セミナーで早田宏徳さんの話を聞いた時に、この人に家を建ててもらいたいと思い
お願いしました。我が家は、早田さんを筆頭にいろいろな担当の方の意見を聞きながら、
自分たちの納得のいく家が完成しました。
子供たちも回遊型の間取りに大はしゃぎで走り回る日々です。
バリアフリー設計にもなっているので、先日車椅子の祖父が遊びに来てくれた時にも
無理なく一緒に過ごせました。
--最後に低燃費住宅の住み心地はいかがですか?
Tさん 私たちはアレルギー体質一家ですが、
引っ越してきてから家族の症状がすっかり落ち着いている事を嬉しく思います。
以前より食生活等色々と気をつけていますが、
住んでいる環境がいいからだと実感しています。自分達が病気で苦しんで本当に感じる事ですが、
家族が健康で元気に暮らしていけないとやりたい事が何もできません。
本当にこの家に引越しした事嬉しく思います。