気密テスト
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※音がでます。ご注意ください。
“気密”
今回は“気密”のお話です!
耳にしたことがあるでしょうか? “断熱”と“気密”
たとえるならば・・・、
断熱=セーター
気密=ウィンドブレーカー
イメージしてください。
冬場、セーターを着てお出かけします。
しかし、セーターだけでは風が吹く外では寒くてこごえてしまいます。
一方、ウィンドブレーカーだけでは、これまた寒さにこごえてしまいます。
きっと皆様も冬の外出時にはセーターの上にウィンドブレーカーを着て、外出していると思います。
おうちも同じです。
快適な生活を送るためには、断熱(セーター)も気密(ウィンドブレーカー)も両方必要なのです。
ここがキーポイントなのです!
1件のおうちにはたくさんの部材が使われます。多くの職人さんの手が入ります。
多くの部材を組み立てる際の小さな隙間や電気の線の通った隙間、床下とつながる壁の中や建具の構造上の隙間など・・・
ひとつひとつ非常に小さな穴ですが、すべてを集めると意外と大きな穴だったりするんですよ。
現在、国内では“次世代省エネルギー基準”と呼ばれる1つの指標が示されていますが、
ここで示されている数値が床面積1㎡あたり5㎠の隙間
延べ面積30坪のおうちであれば、家中の小さな隙間ひとつひとつを集めるとA4の紙1枚弱ぐらいの大きさまでは高性能住宅の範囲内というわけです。
このことが小さいと感じるか、大きいと感じるかは人それぞれですが、この大きさの穴から常に室内の空気・熱が出入りしているというわけです。
もったいないですよね。
そこで、低燃費住宅では独自規定として全邸全戸 気密テストを行い、社内規定0.3以下を順守します。
実際の平均数値は0.1~0.2といった具合でしょうか。
例えるなら、切手2枚~3枚程度の隙間以下を守り続けるということです。
これも全て、これから住まうお客様に『お願いして良かった~』と言っていただきたいからです。
住まわれた後で、セーターやウィンドブレーカーを着せるのは大変ですからね。笑